最近、久々に会議通訳(英語-日本語)を行う機会がありました。
通訳といっても、いろいろな種類があります。
・同時通訳:話し手と同時に通訳がおこなわれる。
・遂次通訳:話を適当なところで区切って通訳をする。
・ウィスパリング通訳:会議で、1名ないし、2名に通訳が必要な場合、その方の後ろで、ささやくように通訳をする。
私ができるのは、遂次通訳で、同時通訳は別格の通訳レベルが必要なため、かなりの練習を行わないとできない通訳の方法です。
多言語が話せるから、通訳できるというわけではなく、英語が話せるようになるよう練習するように、通訳になるためには、そのための練習が必要です。
通訳をしながら感じることは、かなりの集中力が必要なことです。わたしの場合は、だいたい、2時間前後で集中力のピークが過ぎていくのがわかります。以前、通訳セミナーや、知人の通訳者の方から教えていただいたことは、脳に栄養を与えるために、合間、合間にチョコレートを食べているということです。
今回は約2日間のアテンドだったため、しっかりチョコレートを準備しました。えっ!?チョコレート!?という感想をお持ちの方も多いと思いますが、わたしも、はじめ聞いたときは嘘だ~っと思いましたが、食べるのと、食べないのでは、違います。
ちなみに、今回は、GABAのビターチョコレートを持参。バクバク食べたので、あっという間に1袋なくなったので、2袋目です。 (笑) 通訳者の方によっては、飴を準備される方もおられるようです。
そして、通訳を延々と行うため、のどがすごく乾きます。飲み物は準備しておりましたが、乾燥している時期なのか、お水をごくごく飲みました。
通訳は、ただ単に、言語と言語を訳するだけでなく、言葉1つ、気配り1つで、その場の雰囲気を変えてしまうので、奥が深いです。
先輩からは、通訳するときは堂々とふるまって、その場の雰囲気を自分で作ることが大切だよっと、教えていただいたことを思い出しながら、行いました。
あっという間に、過ぎ去った1週間でした。無事に終了したので、ほっとしています。