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誰がアパレルを殺すのか

この本は、現在のアパレル業界の現状を時代の流れとともに

直視させられる本でした。

もともと、アメリカのNY等で、アパレル関係のデザインをしてきた経験から、

なぜ、日本のブランドは、コンセプト(ディレクション)を

しっかり毎シーズン作らず、目の前の売れる服ばかりに

目を向けるのか、ずっと疑問でしたが、日本のアパレル業界全体に、

その風潮が蔓延しているので、仕方がないのかもと、

改めて考えさせられました。

 

誰がアパレルを殺すのか

誰がアパレルを殺すのか

 

 

 

 

この本を読んでからの感想は、

海外からの多くのブランドは、大小規模を問わず、ウエルカムとばかりに

日本市場に入ってきますが、

日本のアパレルブランドは、どれだけ海外に進出しているのでしょうか?

また、海外へ進出できるための、ブランド独特のユニークさを持っていますか?

もちろん、品質や、生産コストも、発展途上国で大量生産される

海外大手ブランドとは価格では太刀打ちできないのは現実です。

消費者も、ブランド品から、ファストファッションなどの、

新しい形態のアパレル商品を購入します。

ユニクロは、その点を考えると、成功したファストファッションです。

 

 

今や、様々なブランドや、アーティストのコラボレーションは

当たり前となっています。

以前、仕事の関係で、NY在住のアパレル関係の通訳をされておられる方とも

お話させていただいたときも、日本の洋服の縫製の品質条件は、

世界一厳しいと思うと話しておられました。

多くの海外ブランドは、日本の高品質や技術を持った、

アパレル工場を探しているのも、現実です。

日本のアパレルブランドも日本の伝統や、

日本ならではのアレンジを盛り込んだら、

ピンチをチャンスに変えられる気がしました。

 

アパレル関係の方におすすめの本ですが、

ITやAIが今後進む未来において、どの業界にも

産業構造の変化とともに起こりえる問題とも考えさせられました。